布団de担架 搬送訓練
今あるもので工夫する!
川端診療所透析室・災害対策チームの今月のテーマです。
災害対策チームは透析室の看護師と臨床工学技士の混成チームで、
マニュアルを作成したり、アクションカードを作って避難誘導の指示の出し方や手順を考えてくれたりしています。
今回は布団で担架を作って搬送する練習です。
まず、ベランダの物干し竿2本と掛け布団を調達。
物干し竿と布団で担架を作って2人で挑戦してみます。
担架つくりも、搬送もけっこういい感でできました。
簡単に”2人で布団担架”はクリアできたので、次は
「棒はなくてもいけるんじゃないか」ということで、キャンディ包みに挑戦。
患者さん役のスタッフの体が曲がってしまい失敗。
床から浮かすのも大変です。
”2人で担架”は2階から階段を下りるのが難しそう(2階に透析室があるのです)なので、4人ではどうか・・・。
さらにスタッフ追加です。
4人でなら楽勝。
どこまでも搬送できそうな感じでした。
その後も
担架の幅は体に合わせるのか?
持つ位置は体の近くのほうが楽なのか?
一人あたり何kgまでいけるのか?
などちょっとした研究ができそうなぐらいの疑問が出てきました。
最後にもっと体重の重い人を乗せて4人で運んでみようとしましたが、
物干し竿が曲がるというおきまりのようなオチで終わりました。
川端診療所 北川
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