投稿日時2017年12月10日(日)

台風21号での貴重な体験



こんにちは。災害対策委員の宇治徳洲会病院の太田です。
今日は当院が10/22の台風21号の被害を受けて貴重な経験したので一部をお話しさせて頂きます。
台風21号が京都を通り過ぎた翌朝、当科スタッフより「CEタンクが傾いています!今、必死で支えています!!・・・・」と強風のためか電話が途中で途切れました。私は慌てて病院へ向かいました。結果は、液化酸素のCEタンクシステムの蒸発器が強風で煽られて、根元の溶接が剥がれて傾いていました。強風の中、警備設備員と当科スタッフの合計4名が必至で支えてくれていました。
今回、警備設備担当者の施設巡回時の発見のお蔭で幸いにも医療ガス供給は止まることありませんでした。(ちなみに補強工事が終わるまで、私も交代で数時間は蒸発器を支えましたよ。)
その後、先日、新しい蒸発器の入れ替え工事を行いました。その際、CEタンクからの医療ガス供給を一時的に止めて、マニフォールド室からの酸素ボンベ供給に切り替えを行いました。15年間、病院で働いて初めマニフォールドの供給切り替えの経験をしました。
これらの貴重な経験の詳細は、来年1/25(木)新人教育プログラム「防災のために病院のライフラインを知る」をテーマでお話しさせて頂く予定です。お時間があれば、気軽に聞きに来てください~

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