月別記事一覧» 2013年, 5月

第23回日本臨床工学会

2013年5月25日(土)

こんにちは。
お久しぶりです。音羽記念病院の明石です。
この5月18・19日に山形県で第23回日本臨床工学会が開催されました。
みなさんは参加されたでしょうか?

京都からの参加ということで、かなり遠かったというのが率直な意見です・・・。
わたしは新幹線で移動したのですが、5時間半ほどかかり・・・着いたころはヘトヘトでした・・・。

さて、山形での日本臨床工学会は大盛況でした。ホントにどの会場、ポスター会場も人が一杯で、立ち見の会場もたくさんありました。

山形名物の「いも煮」のコーナーがあったり、「花笠」を着飾ったきれいな女性がいたり・・・物産展での「さくらんぼ」などなど!!ホントに山形を満喫できそうな会場でした。


今回も学会に参加して、たくさんの施設の技士さん達が日々頑張って業務、研究をしていることに感動しました!!

わたしも頑張ります!!

2月17日の日曜日、東本願寺近くの大谷婦人会館で、第1回なでしこネットワーク情報交流会が開催されました。当日の朝は車の屋根にうっすらと雪がのっているくらい寒かったです。寒さに耐えながら電車に乗り遅れまいと早足で歩き、待ち合わせ場所をめざしました。朝7時台ということもあり、道行く人は少ないものの観光客がちらほらと見られました。

ここで補足ですが、なでしこネットワークとは男女共同参画委員会のことであり、京都府臨床工学技士会では固い名称ではなく、分かりやすい且つ親しみやすい名称にしようということで、なでしこネットワークという名称になりました。活動内容は、男女共に仕事と家庭の両立、キャリアアップ、プライベートの充実に向けて技士会として出来る事を検討し、支援していくことを目的としています。

集合場所で同委員の方と合流し、必要物品を調達して会場の準備を行いました。今回の交流会は、子供連れOKということで和室を借り、半室は会議用、半室はプレイルームとして使用しました。初めての交流会でしたが、委員を含め参加して頂いた臨床工学技士(以下技士)は13名で、ほぼ既婚者の方たちばかりでした。まずは、簡単な自己紹介と自施設での育児支援体制についての報告がありました。その中で施設自体に託児所はあるものの利用者が限定されている、預かり児童に人数制限がある、利用方法の制約など、技士にとっては恩恵が多くない状況下におかれているとの報告があり、そのような中で、周りの人達の支えがあり、仕事を続けながら育児が出来る環境を作る工夫に取り組んでいる施設が多いように感じました。また、支援体制の話題だけではなく、勉強会やセミナー等へ参加できない悩み、単身者の同僚へ負担をかけていないかという心配・・と話は尽きませんでした。

単身者の私からすると未知の世界で、今までは関係ないかなと思っていましたが、こうして実際に話を聞くと他人事ではなく、仕事と育児をスムーズに行える環境を作っていかなければという気持ちが芽生えました。また、育児は女性だけの時代ではなく男性が育児に参加しやすい環境作りも大切かと思います。今はまだ、育児イコールお母さんのイメージが固いですが、いつかはお父さんという選択肢も出来るかもしれませんね。

予定の時刻になり情報交流会は終了し、全員で会場の片付けをして解散になりました。少しお疲れの大人達をしり目に、子供達はまだまだ遊び足りないといった感じが微笑ましかったです。次回の交流会の予定は未定ですが、より沢山の施設から技士が集まり、さらに活発な情報交換が出来れば良いなと思います。

(西陣病院 高木美穂)

 2013年4月13日は朝5:33に淡路を震源とする震度6弱の地震が発生し、私も地震速報で飛び起きた次第です。京都もかなり揺れましたね。その地震のあった日、それは京臨工にとって大切な「2016年日本臨床工学会および総会」の京都誘致プレゼンテーション日だったのです。プレゼン会場は日臨工事務局、プレゼン担当メンバー4人はそのほとんどが当日東京入りする予定だったので、JRや阪急等交通手段の心配で頭をいっぱいにしながら京都駅へ。新幹線は30~40分程度の遅延が発生していて駅構内は利用客が溢れていましたが予想以上の混乱がなかったのが救いで、メンバーは全員無事に予定通りのJR御茶ノ水駅12:10に集合することができました。もちろん集合しての第一声は地震の話題でしたね、その節は沢山の方にご心配いただきありがとうございました。

 少し早めに日臨工事務局向かったのですが、早過ぎたらしく一旦近くのスタバへ引き返してサンドイッチとコーヒーを前に各担当を確認、戦いの前の小休止といったところでしょうか?さあ13:15の少し前、もう一度日臨工事務局へ赴くとビルの会議室へ通されました。会議室の広さは30畳くらい、上座の川崎会長を筆頭に20人ほどの方々が座っていらっしゃいます。私たちはその下座に一列で並びプレゼン開始を待ちます。プレゼン開始までの待っている数分間はとても長く感じられ、早く始まって欲しいような欲しくないような複雑な心境でした。

 まず、相田副会長が「京都は(2回目ですが)懲りずにやって来ました。」と数人の失笑を誘いプレゼン開催の口火を切り、人見理事が大会概要や京臨工がこれまで行ってきた実績などを紹介、次いで私が会場使用案やプログラム案について説明させていただきました。そして篠原委員が予算案について解説し、最後の質疑応答には相田副会長が対応します。

 質疑では「5月の京都開催は京の催事と重なって混雑していないか」「各プログラム案は実現可能かどうか」「ハンズオンは具体的にはどのような内容を考えているか」等のご指摘がありました。お答えできた事もありますが、これから熟考しなければいけない宿題を頂いたような感じでもあります。兎にも角にも誘致立候補は京都しかありませんでしたので、他府県と競うようなこともなく京都開催が決定!!最後に川崎会長が「まだ3年の準備期間がありますから、次世代に繋がる素晴らしい会にしてください。」と優しく総評してくださいました。

 あと3年・・・・・あっという間なんでしょうね。プレゼン会場で今年開催する山形県の会長から色々な苦労話をお聞きして、本当にこれからが勝負だなと痛感しました。これからの準備期間、京臨工一丸となって臨まないと大会の盛会はありません。私もその一員として頑張りたいと思います!!まずは京都開催が決まって良かった!!今まで誘致に御尽力されてきた皆さんの努力・意欲が報われて、京都に朗報を持って帰ることができて本当に良かったです。おめでとうございます!!

西陣病院 徳永幸子

Browse

Links

Subscribe